白斑を代表する品種です。白斑品種は今時期から7月頃までが見所となります。掲載株も白斑が見え始めたところでこれから白斑を深めると思います。7号プラ鉢で数年持ち込んでいました。兄弟株がいくつかがざいましたが数年前までに特選品として販売済みです。この株はその中では一番背が高かったと思います。一つくらいは手元に残そうと思って栽培していました。2〜3年、肥料切れしていたのか柄がいまいち出ませんでした。今年はそれなりの肥料を上げていましたので白斑が見え始めました。
根茎が痩せてきていましたのですべての根茎を補強して太らせています。根茎補強は若返りさせるという意味もあります。これから20年何もしないで十分鑑賞できます。
補強部分に雑草が生えると思います。極小さいうちに抜き取ってください。雑草の根が張ってから抜きますと補強素材が取れてしまいます。この点は十分注意してください。補強部分に根が張るまではむやみにいじらないでほしいです。根下ろしの良い品種は一年で補強材の外側に根が見える品種もございますが通常は数年かかります。
7号プラ鉢に植え込む段階で形的にはベストな状態にしてありました。絶妙なバランスで立ち上がっています。素材と時間がなくて久々の手塩にかけた特選品となりました。
イワヒバブログにも掲載しました。https://ameblo.jp/iwahiba-shokunin/entry-12905316511.html