状態から見てたぶん本物の楊貴妃です。亀綾という品種が楊貴妃に統合されています。楊貴妃で栽培されている大きな株はすべて亀綾です。統合しないと手持ちの楊貴妃が楊貴妃でないと言うことになってしまうためだったのだと推察します。全国点で入賞するような大きな株は亀綾です。楊貴妃は8号以上の株に育てることは不可能です。うまくいって9号です。
楊貴妃を挿すと亀綾が時々出ます。亀綾は丈夫で成長も楊貴妃より早いです。最近本物の楊貴妃はほとんど出回りません。 挿し芽をするような方の親株が皆亀綾の様です。
掲載品は肥料を入れて植えこんでいますので追肥は不要です。全斑になりやすいので日加減に注意します。富士乃華と楊貴妃は先斑が現れる頃、緑の部分にうっすら白散り斑が乗ります。このあたりが上品な美しさを醸す要因となります。美人薄命、両者とも性質を見極めないと難しいかもしれません。