栃木県足利市で発見された赤花系品種で「茜」と共に当園で命名売り出した貴重な花物色変わりです。イワギボウシでは赤花系の個体があるようですが小葉系ではこの2種だけだと思います。筋が濃い赤紫色で花弁はやや細く反転します。売り出してから長年絶種状態でしたが大切に育てて頂いていた方から分けて頂きやっと販売出来る状態になりました。開花は例年8月です。通販では花茎はカットしますのでご承知下さい。7月までのお買い上げをお勧め致します。
★足利市と大間々町は桐生市をはさんだ東と西になります。この地域の沢沿いにはコバギボウシが生育しますが沢から少し上がったところにはオオバギボウシが生育します。交雑しているのかと思うほど葉型の個体差が激しいのです。白花や変り花などの変異が多く見つかっています。高原の湿原などのコバギボウシは葉型の変化はそれほどでないと思うのですがどうなのでしょうか。他の地域のコバギボウシを見たわけではないのであくまで想像です。