客筋の方が採取しました。採取した時はただの更紗花でした。紫花とは言いづらい感じでした。余程の人でないと分からないレベルでしたが赤の色素があったのです。遮光をしてみましたら変わった色彩の赤花に変身しました。見本画像は弁先に緑を残していて緑覆輪赤花のように見えます。何れにしましても女雛のように花弁が均一に赤くなることはないように思います。たいへんマニアックな赤花です。最初に購入して頂いた方が全国展に出品した時に命名しましてそのまま採用しています。たいへん丈夫です。 販売品は日作りで締まった3本立に花芽が一つ付いています。遮光は完全ではなかったようですがそれらしい色が見えてきましたので掲載しました。新木は8枚振っています。4号楽鉢に植え込んでありますのでこのまま一年栽培して下さい。咲かせ方を楽しむ品種です。栃木県産です。
販売品の花が咲き出しました。赤金剛らしい色彩です。やはりかなりマニアックです。花弁裏から見ますと採取された時、更紗花だったのがよく分かります。独特の色調です。どう料理するかは栽培者次第という感じです。